2017年3月24日金曜日

eve 月次経済レポートの雑感2

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先日のアップデートでアステロイドベルトの散布範囲がが大きくなり、ロークアルの集団でベルトを根こそぎ掘りつくすスタイルの採掘効率が悪くなったようだ。採掘ドローンが母船からの移動等に時間がかかるようになり、結果的にロークアル掘りの採掘量が減る、ということとなった。このため、採掘量の減少が見込まれ、鉱石価格が上昇してきた。果たして採掘量は変化するのか?次回の経済レポートを待つとしよう。

 採掘量の変化を見るには、データを整理しなければならない。前回の記事で鉱石採掘量に軽く触れたが、2月のレポートを見ていなかったので追加してみた。




 今まで気にしてはいなかったが、経済規模を考えた場合、nullよりhiの方が採掘量が多いと思っていたが逆だったのが驚きである。
 CCPの意図するnullの経済活性化プランはある意味成功していると言えるのではないか。
 さほどPVPが発生しない、という結果はともあれ。
 
 さて、本題に話を戻すが、結論から言うと採掘量は11月のアップデート前の9月と比べて減少している。ロークアルや採掘船の調達が間に合わなかったのかもしれないが、12月には採掘量が増えたものの、9月とほぼ変わらず、1月、2月に至っては過去数か月の平均を下回っている。
 なお、これはnullのみに当てはまらずhiも同様減少している。
 理由はいくつか考えられるが、鉱石価格が減少しており、採掘効率が悪くなったため、採掘船に乗るプレイヤーがが減少したのかもしれない。
 ・・・いや、ひょっとするとkamikazeか?採掘船、ロークアル狙いのハンターが出没し、堀場から駆逐されているのではないのか?

 そう思い、ECRに付随してくるdumpリストを活用してみる。月ごとにhi,low,nullで落ちた採掘船(Mining Barge、Exhumer)の数をカウントしてみた。

月\secHILOWNULLWH
2016/06270814283498664
2016/07223511943388569
2016/08237711193201572
2016/09286312273260560
2016/10258011563342552
2016/11244713663257592
2016/12329118233188850
2017/01298317853161860
2017/02217912283073714

 意外なことに非常に安定している。
 断定はできないが、minerの数が安定している、というよりも採掘船を落とす(狙う)Pverが一定数のため安定しているからかも知れない。時間帯を選べば被害にあう確率は低くなると予想される。このデータを基に、採掘船狙いのコープを洗い出し、活動時間を推測するのも面白いかもしれない。

2017年3月17日金曜日

EVE UniversityのCEOが交代

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2004年3月にMorning Maniac氏によって創設されたプレイヤーコープであるEVE UniversityはNew Eden(EVE世界)で、新規プレイヤーサポートをメインに活動している初心者サポートの非営利コープです。J-UNIのワールドバージョンですね。

スキルポイントに関係なく誰にでも門戸を開放し、ハイセク~ヌルセク、WHのコンテンツを楽しむための各種体験プログラムを用意しております。

11月のアップデートにより一部フリーで遊べることになったことに伴い、復帰組、新規組が大量にNew Edenへ流入しました。このためEVE Universityも体制を整得ることになったようです。
これまで4年間CEOとして、またその前6年間DirectorとしてE-UNIを率いてきたAzmodeus Valar氏が一線を退き、長らく空席であった財務部長へ就任することとなりました。
後任のCEOへはDirectorの1人であるLaura Karpinski氏が就任します。

Azmodeus Valar氏は今まで支援していただいた方への謝意を述べました。
"So many of you have helped me over the years that I cannot begin to thank all of you by name."

Laura Karpinski氏はこれまでの土台をひきつぎ、さらにEVE Universityを発展させていくという抱負を述べています。
"My aim as the new CEO will be to build on the strong foundations established by those before me and to help EVE University continue to grow."

これからどうなるか楽しみです。

2017年3月3日金曜日

eve 月次経済レポートの雑感1

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http://www.caladrius.info/?p=1125 でも紹介されていたが
ここ数ヶ月のeve 月次経済レポートを一読後の雑感。ダンプリストをまとめてみると色々と別の見方も出来る。
・EVEの経済の主源泉であるBounty(NPC海賊退治の報酬)について、ここ数ヶ月間増大している模様。なお、CVの仕様変更によりrattingしやすくなったが、一方、Incursions Payoutはほぼ横ばいである。ここ最近のアップデートでIncursion攻略の手法に大きな変更がなかったため、インカージョンをする人が増えなかったと思われる。


・Agent Mission Reward と Agent Mission Time Bonus Rewardについては大きく伸びており、11月のαクローン導入により復帰組、新規組がニューエデンになだれ込んできたためと予想される。αクローン前後を比較すると約1万くらいログインプレイヤーが増加している。ただし、12月をピークにログイン数は頭打ちになっているため、現在ミッションを回している新規プレイヤーがどれだけ定着し、さらに上位のコンテンツを楽しむかで消費傾向が変わってくるだろう。



・NPCからのSkillとBlueprint購入費は以下のとおり。
 通常はこの2つはリンクするものだが、シタデル関係のBP購入費が瞬間的に増加している。


以上のグラフに共通することであるが、12月と1月は伸び率が鈍化している。劇的な伸びはアップデートでの仕様変更を待たなければならないだろう。
また、最近鉱石価格の下落を感じている方も多いと思うが、エンパイア領域とNullの鉱石の採掘量をまとめてみた。夏以降、ハイセクの採掘量が減り、nullの採掘量が劇的に増えており、逆転している。ロークアルの仕様変更以前に鉱石の供給は増えていたことが解る。

おまけ
プロジェクトディスカバリーの報酬